『ダメだから、愛おしい。』
「実は自分って、すごいヤツなんじゃないか」
そんな幻想を抱く過去のあなたは、
疲れ切っています。
自分に過度な期待をかけては、
それに応えられない自分に失望する。
そんなことを毎日繰り返すからです。
いいですか、気をつけてください。
「自分を高く評価すること」と
「自分を大切にすること」は、
全く別モノです。
無力な自分のことを、
優れていると思わないでください。
自己評価を下げましょう。
あなたはダメです。
ダメだけれど、
なんとか今日を乗り切りました。
できないことをできるようになろうとして、
頑張りました。
そういう姿のことを「健気」といいます。
そして「健気」は「愛らしさ」です。
あなたも頑張っている誰かを見て、
愛おしいと感じたことがあるはず。
その感受性を、自分にも向けてあげて下さい。
優れた自分と、愛される自分。
過去のあなたは、
後者を目指したいと思っています。